応援のほどよろしくお願いいたします!!!
いきなり質問なんですが、
皆さんのこれまでの人生の中で、
いちばん高かった買い物は何ですか?
おそらく多くの人は、マイホームでしょうか?
次に多いのが、車かもしれません。
そして3番目に、高級腕時計でしょうか?
車好きな人は決まって時計好きなので、
車と時計はセットですね♪
車も時計も興味ないという方は、
マイホームの次に結婚指輪がランクインするのでしょうか?
ダイヤの世界はほんと青天井ですよね・・・・。
そういえばつい先日、
サンフランシスコで大成功を収めた友人と久しぶりに話す機会があって、
全く同じ質問をぶつけてみたんですが・・・・
ちなみにその友人はいま月収5千万ほどで、
車もブランド品も全く興味ナッシングなので、
そんな物欲ゼロの人間がいちばん高く払った買い物って、
逆に気になりませんか?
答えは意外や意外、「チケット」だと言うんです。
彼がサンフランシスコへ渡ったのは5年ほど前。
ちょうどコロナが流行り始める前ですね。
その当時はフリーランスで月収ほんの30万ほど。
サンフランシスコは物価も高いので、
とても数十万程度の収入では暮らしていけません。
渡航先の収入が安定するまでは預金を切り崩すしかないんですね。
それで、たいした預金残高もなかったため、
車も時計も全て売り払って種銭を作って、
身体ひとつでサンフランシスコへ渡ったようです。
これはもう、ある意味でギャンブルですよね。
そのチケット代がいわば、
彼の人生の中でいちばん高い買い物だったと言うんです。
チケット代というのは、
航空券とかそういう意味ではなくて、
決死の覚悟で人生を変えるための片道切符代金です。
それぐらいやらないと人生なんて大して変わらないですし、
本当にカッコいい生き方だと思います。
勝負どころで大きく勝負を仕掛けていくという姿勢は、
トレードにも通じる部分があります。
ちなみに彼はサンフランシスコへ渡る前から、
もう何年もシステムUAを使い続けてくれていて、
その利益だけでも十二分に喰っていけるというのに・・・・
トレードのことなんて忘れて、
相変わらず本業に精を出して勤しんでいます。
そういうところもまた、彼の魅力かもしれません。
忘れていられるぐらいのトレードが、
本物の「投資」と呼べる投資ですので、
日々のポジションが気になって一喜一憂しているうちは、
とてもプロトレーダーとは呼べません。
これはただの僕の感覚ですが、
少なくとも僕の周りにいる人間でいうと、
トレードシステムを走らせつつも、
トレードのことなんて忘れて、
本業も本気で頑張っている人が、桁違いに伸びていきます。
それで、トレード益に甘えてグータラ生活を始めてしまう人は、
たいがい何か別のところで失敗を犯します。
まぁ当たり前といえば当たり前の話なんですが・・・・。
しかし考え方は人それぞれなので、
仕事なんてしたくないという方は、
途中でリタイアしてシステム収益だけで喰っていくのもアリかと。
どちらにしても、お金はあったほうがいいですね。
それだけは間違いありません。
ちなみに僕は大の車好きですが、
持家より賃貸派なので、自分が住むための家を買った経験がありません。
不動産投資物件は別ですけれど。
これまで乗ってきたスーパーカーはおよそ3~5千万ほどの価格帯ですが、
いま乗っている「488spider」はこれから価格が落ちそうにもないので、
死ぬまで持ち続けてもいいかなと思っていたり。
コロナの労働不足や基板不足と相まって、
そこへ更に電動モーター化の波も押し寄せて、
絶滅危惧種の純ガソリン車は圧倒的な買いの下支えがあります。
売りと買いの厚みを捉えてしまう癖は、
トレーダーとしての職業病かもしれません。笑
ちなみに足車としての「S65AMG」は、
ロールスロイスのファントム8に乗り換え予定です。
それと並行して検討しているのが、ブガッティのシロン。
あとはSF90spiderも気になっています。
車好きの人でない限り、
ブガッティという言葉自体、聞きなれないメーカーかもしれませんが、
車の歴史そのものと言っても過言ではない老舗です。
それで先日はシロンの現物を実際に見てきたんですが、
やはり実車の迫力は凄まじいものがありました。
存在感がもう、ファントムの比じゃありません。
愛車のフェラーリが小さく見えてしまいます・・・・トホホ
それもそのはず、
価格は5~6億円という世界になるので、
スーパーカーというよりハイパーカーです。
スーパーカーなんて比較対象にすらならないということですね。
ちなみにこちらの車両はフルカーボンボディですが、
このオプションだけでも3000万ほど。
オプション合計5000万ほどになるかと。
オイル交換は1回200万。
タイヤ交換は1回400万。
ガンガン踏むと100リッターのハイオクが10分で空っぽに。
燃費は0.8km/ℓ・・・・笑
といった感じで、何もかも規格外のバケモノです。
ということで、
晴れてシロンを納車することになれば、
僕の人生でいちばん高い買い物はシロンということになりそうです。
その暁には読者の皆様とドライブ体験会なども実施できればと思います♪
もともとシロンは3億円台だったんですけれど、
あることを理由に急騰していて、
これから先も値落ちすることはないので、
買い物というよりは預金という感覚です。
しかも世界共通の価値ですから、
日本円みたいな危うい通貨で預金しておくより遥かに安全。
ゴールドを現物保有しておくのと同じ感覚ですね。
おまけに最高のドライブ体験も付随してくるとなれば、
1粒で2度も3度もおいしいキャラメル状態です。
だいぶ話が脱線してしまいましたが・・・・
そろそろ今日の本題に♪
実はいま、
コロナの収入減で住宅ローン破綻する方が急増しているようで、
残債を抱える持家が数多く売りに出されています。
セールといっても任意売却で、競売ではありません。
競売にかけられてしまうと投げ売り状態ですので、
そうなる前に、少しでも高い値段で任意売却して、
ローン返済の足しにして、
しかしそれでも完済には至りませんので、
残りの残債部分を頑張って返済していく流れです。
そして残債部分すら返済できない人は自己破産の道へ。
つまり任意売却というのは、
自己破産に至るよりも前に、
自分で負けを認めてマイホームを手放す行為です。
自己破産後に手放すとなれば、
競売でタダ同然で投げ売りされますから、
自己破産前に手放しておくという先手法です。
こうすることで、少しでも高く売れるというワケです。
これは日本の武士道というか、サムライの精神にも通じるというか、
まさにトレードに求められる心構えそのものです。
自ら負けを認めるという行為はとても潔いですよね。
完璧主義で負けを認められない人は、
トレードでも「毎日勝ちたい」タイプなので、
それが裏目に出て、
負けを取り戻そうとナンピンしたり、マーチンしたり、
短期的に見ればほぼほぼそれで勝利を収められるでしょうけれど・・・・
決して長続きしませんよね。
いつか必ず、口座ごと吹き飛びます。
自ら負けを認めるというのは、
戦場でいえば白旗を揚げて降伏する行為にあたります。
ちなみにバラの花言葉は、
色や本数でいろいろと意味が違ってくるみたいで・・・
白いバラは真っ白なキャンバスですから、
「あなた色に染まりたい」という意味を持つようです。
戦場の白旗も全く同じ意味で、
敵国の領土色に染めても構わないという意思表示になります。
相場で自ら負けを認める行為は、損切ですね。
これができないトレーダーは強制ロスカットされて飛びます。
頑なに負けを認めようとしない、典型的な負組トレーダーです。
損切した分は、別のトレーダーの利益になるワケですから、
ここでの白色は、
自分の財布にあったお金を、
相手の財布に移し替えることを意味します。
相場で勝ち続けている億プレイヤーは、
おそろしく損切りが早いですし、とても潔いです。
どれだけ損失額が大きかろうと、
何の躊躇もなくサラリと切っていきます。
虫歯でもそうですけれど・・・
傷が深くなる前に自ら処置を講じるという行為は、
万物に共通するセオリーかと思います。
すみません、また脱線してしまいました・・・。
それで住宅ローンの任意売却の話に戻ると、
日本は戦後の高度成長期からず~~~っと、
「夢のマイホーム」というスローガンの下で発展してきましたから、
もしかすると現代になっても尚、
「いつかはマイホームを」と憧れている方もいらっしゃるのかもしれません。
しかし現実は残酷なもので・・・・
いかにも幸せな家庭像を思わせるような、
「夢のマイホーム」という甘い響きは、
全て国策に過ぎませんので・・・・
何十年ものローン契約を結んだ時点で、
国の奴隷として働き続けることを宣言することになります。
産業というくくりで市場をみた場合、
最も巨大な産業は言うまでもなく軍事産業ですよね。
その次はドラッグ。
戦争や麻薬といったものは例外として、
一般的な世界でみた場合には、建設産業です。
数千億円、数兆円といった規模のビルが次々と建設されています。
1つのビル建造に携わる人の数、産業の数と言ったら図り知れません。
それだけ経済影響力の大きい市場といえます。
建造物そのものが高額なだけでなく、
建設労働人口そのものを増大させますから、
国としてはどんどん建てて建てて建てまくって、
経済を活性化したいワケです。
しかしビルだけでは限界がありますから、
その裾野を広げて、まさしく国民総生産・・・・・
個人1人1人にも持家を建ててもらって、
お金がない家計だろうと何だろうと、
無理矢理にでも高額な買い物をしてもらって、
なおかつ、何十年と国のために働いてもらって・・・・
国側からすれば完璧ともいえるシステムです。
いかんせん官僚は頭だけはいいですからね。
それこそつい先日は、
一個人がしっかりと稼ぐ力を身に付けて、
経済的独立を果たすための話をしたばかりですが、
35年にもおよぶクレイジーなローン契約を結ぶことは、
独立宣言どころかむしろその真逆で、
完全なる隷属宣言と言えます。
冷静に考えてみてください。
月収わずか数十万たらずの一個人が、
数千万の返済を約束するって、狂気の沙汰ですよね・・・。
企業も国もいつだって破綻する時代。
35年後にその月収を維持できている可能性はどれほどでしょうか?
夢のマイホームどころか、
僕には地獄の始まりのようにしか見えません。
ローン審査なんてあってないようなもので、形だけのものです。
言ってしまえば、
ある程度の社会的ポジションにいる方であれば誰でも通ります。
一時期は銀行側が審査書類を偽造してたりして、
けっこうな社会問題になってましたけれど・・・・・。
審査対象者の預金残高にゼロを1つ2つと付け加えたりして。
要は銀行側の本音としてはそういうことです。
債務不履行になれば土地・建物を強制没収すれば済む話で、
個人の人生なんて知ったこっちゃないということ。
自己破産っていわゆる徳政令ですけれど、
鎌倉時代から室町時代にかけて派手にやってましたが、
要は何度も何度も歴史は繰り返されているということですね。
債権を放棄して、借金がチャラになるなんて話は、
原理的にどう考えてもあり得ませんし不可能なので、
必ずどこかにシワ寄せがきます。
個人が支払えなくなった残債を肩代わりするのは国です。
まるで国が救済者のように見えますけれど、
その財源は税金ですから・・・・
その税金は当然、国民からきているもの。
つまり国民が国民同士で、
「助け合っている」といえば響きがいいですけれど、
実際は債権をなすりつけ合っているだけです。
国が国民を助けているワケではなくて、
国民が国民を助けているだけのこと。
それが国という組織です。
ローン破綻した国民がいれば、
その分の残債を、別の国民の税金でカバーしていく。
そういうシステムですよね。
サッカーにしたって、企業にしたって同じです。
誰かサボっている人間がいれば、
別の誰かが頑張らなきゃならない。
当たり前すぎる話を、
国という規模でやっているだけのこと。
国の下で生きるって、そういうことです。
しかし秩序を保つという意味では、成熟しているのかもしれません。
銀行はガンガン審査通して融資して、
国としても建設業界を活性化させたいワケですし、
いざとなれば残債は国が肩代わりするということで、
もはや国と銀行がグルになっているようにしか思えませんよね。
これ以上書くと記事が削除されてしまうので、
この辺でストップしておきますが・・・。
それが社会構造の実態ということです。
とはいえ日本は料理もおいしく、トイレも綺麗ですし、
諸外国とは比べ物にならないほど治安もいいですし、
トレーダーであればがっつり相場で稼いで、
がっつり税金を納めて日本に貢献していきたいですよね♪
なんせ相場は世界共通の戦場ですから、
相場で勝つということは、
海外のお金を日本に引っ張ってくることになりますので、
その経済効果は図り知れません。
と、いうことで・・・・
「いつかはマイホームを!!!」と必死に頑張っているあなた。
その欲望は果たして、本当にあなた自身の欲望でしょうか?
気付かぬ間に社会の洗脳を受けて、
自分の意志とは別のところで持家派になっていませんか?
というお話でした・・・・。
社会構造としては、
とにかく家を買ってもらうために甘い言葉しか並べないように、
世の中がそうなっています。
一括で買えない買い物なんて、ただの分不相応ですからね・・・。
ブランド物にしても何にしても、
分不相応の支出をしてしまう人は必ず最後に痛い目をみます。
そこでジ・エンド。
分不相応の究極形が、マイホームということになります。
いちばん引っ掛かりやすい罠が、
「今お支払いの賃料より安く住めて、しかも間取りは広くなりますよ!?」
というセールス文句ではないでしょうか?
家賃が安くなって、そのうえ間取りも広くなるとなれば・・・・
多くの方が飛びついてしまうのも無理はありません。
政府がこれまで義務教育課程において、
意図的にファイナンシャルリテラシー教育を避けてきたのもその為ですので。
国民にお金のIQを与えずに、
お金の教養ゼロの国民に仕立て上げて、バンバン家を買ってもらう。
それが当時の国策としては最良とされたのでしょう。
ローンを組む中年のサラリーマンの場合、
それなりに子供もいらっしゃるでしょうから、
間取りも2LDK、3LDKとどんどん広がっていきます。
たとえば月収60万のサラリーマンが、
田舎の賃貸で月20万を支払っていたとして、
子供も増えて、間取りが窮屈になってきた矢先・・・・
「今お支払いの賃料より安く住めて、しかも間取りは広くなりますよ!!」
みたいな話が舞い込んでくれば、喜んで持家に切り替えますよね。
2LDKの賃貸で月20万の支出が、
3LDKと広くなって、しかも月15万に抑えられ、
浮いた5万円は教育費に充てよう!!
なんていう期待感まで生まれてきそうです。
ところがどっこい・・・・
人間は常に楽なほう楽なほうへと流れやすい生き物なので、
現実はそう上手くはいきません。
家賃削減で5万円が浮くことになれば、
その5万円分、無駄遣いが増えるだけです。
つまり隷属宣言をした上に、無駄遣いまで増やしてしまい、
いよいよ負組ループの泥沼一直線コースということに。
ちなみに持家派の反論でいちばん多いのが、
「ローン完済後は自分の資産になる」という主張ですが、
果たしてそれってメリットでしょうか・・・?
皆さん口をそろえて、
「自分は年老いていても、家はボロボロで価値ゼロになっていても、
少なくとも土地だけは資産として子供に相続していける」
みたいなことを仰るんですけれど・・・・
少なくとも僕の周りでは、
そんなことを言っている億プレイヤーは一人もいません。
むしろ子供には1円も残さない。という方ばかり。
そのほうが長期的には子供のためですし、
何よりカッコいい生き方をしている親の姿を追いかけられることが、
子供にとっての喜びでもあったり。
自分を犠牲にして、
国の奴隷になって何十年もボロ雑巾のようになって働いて・・・・・
少しばかりの土地を引き継いだところで、
別に嬉しくないというか、
そもそも苦しんでいる親の姿なんて見たくないのが子供の心ですしね。
やっとの想いで遺した数千万程度の土地が、
果たして本当の意味での資産と呼べるのかは甚だ謎です。
「思い切って家を買う」という行為自体が、
かなり「攻め」の姿勢のようにも見えますけれど、
30年後も仕事が安定していることを祈って、
ひたすら現状維持を願うって・・・・・
攻めどころか完全に「守り」の姿勢ですからね。
守りに入った時点で、もう負け確定です。
守って勝てるなんてことはありませんので。
35年もマイホームのために支出し続けるのであれば、
辛抱して辛抱してボロ家にでも住んで、
分相応内の支出に抑えて、
浮いたお金をとにかく自己投資に回して、
ビジネスの勉強でも、トレードの勉強でも、
とにかく収入に結び付くことを本気で実践して、
そこにお金をかけて、
35年後には今現在の何倍もの月収を達成している。
という生き方が、本当の攻めですよね。
勿論そんなことは余程の覚悟がないとできないので、
多くの方はその一歩を踏み出せず、
守りに入るんですけどね・・・・。
たった1度切りの人生で守りに入るなんて勿体ないなと、
個人的にはそう思いますが・・・・
しかし考え方は人それぞれですかね♪
別に持家だろうと賃貸だろうと、
本人たちが心の底から人生を楽しめていればそれでOKかと♪
ちなみに、
住宅ローンでいちばん危ないのは月収60万前後の世帯です。
大手の役員クラス、零細企業の社長、中堅の工場長といった感じでしょうか。
そもそも役員に上り詰めるまでにそれなりの勤続年数があるので、
勤続年数そのものが信用力につながり、審査も通り易いです。
しかも役員クラスとなれば、社会的ポジションとしても十分ですので。
一方で、それなりの年齢に差し掛かっているでしょうから、
本来は35年でフルローンを組みたいところ、
そこまで働けるのか不安になり、
返済期間を縮めて30年ローンで組まれる方が多いようです。
とはいえ完済時の年齢は70歳超えなんて当たり前で、
80歳超えても債務の続く方も相当数いらっしゃるようです。
「ギクッ!まるで自分のことを言われているようだ・・・」
と思われている方、ご安心ください。
ただ単に統計的な話をしているだけですので、
多くの方がこれに該当しています。
しかし何度も書いてきたとおり、
いまのご時世、月収60万が30年先まで続く保証なんてほぼゼロ。
せいぜい20%がいいところではないでしょうか。
組織の8割は30年後には淘汰されています。
特に役員の方は注意が必要かもしれません。
定年退職よりも先に、
多くの企業は役員退職制度を暗に設けていたりしますので。
50歳を迎えるといよいよ危険信号です。
突然、役員から平社員に降格させられたりします。
実際、何かの製品を生み出すにあたって、
絶対的に必要なのは働きアリとしての平社員で、
この実行部隊なしに製品は生まれません。
一方の役員は偉そうに座っているだけで、
何もしていないに等しいにも関わらず、
給料だけは高給取りで、会社からしてみればお荷物です。
ということで、
会社の経営が傾けば真っ先に役員から切られていきます。
役員まで上り詰めたからといって、
うかうかしてはいられないということですね。
しかしリストラならまだしも、
平社員となって減給される扱いのほうが精神的に辛いかもしれません。
共働き世帯の場合、
夫の役員退職を機に収入が激減し、
夫の収入が妻のパート収入を下回り、
そうした逆転現象に夫のプライドが耐えられず、
夫のほうから離婚を申し出るケースが続出しているようです。
そして、住宅ローンの返済が滞り、
自己破産に至るのもまさにこのタイミングです。
いろんな意味で、
住宅ローンに通りやすいのが月収60万世帯ですが、
いちばん危ないのも月収60万世帯といえます。
もっと言うと・・・・
「いや自分だけは大丈夫!!」と他人事で構えている人が、
実はいちばん危なかったりします。
「大丈夫」の根拠が何もないので。
そもそもこれだけ目まぐるしく変化していく世の中において、
35年後を予測すること自体が不可能です。
ましてや、
奇跡的に35年後も今の会社が仮に続いたいたところで、
あなたの身体のほうが先に悲鳴を上げるかもしれません。
80歳を過ぎても尚、
今の月収を維持できるほどバリバリ働けているとか、
ほんと狂気の沙汰というか、自信過剰もいいところで・・・・。
たしかに住宅ローンを結ぶ年代は、
子供も成長過程真っただ中で、
家庭の未来に期待しかないステージかもしれません。
その時の勢いがあればたしかに、
「80歳になっても頑張れる!!」
と思えるのかもしれません・・・・・
しかし現実は当然ながらそう甘くはないので、
80を迎えるよりも先に、
身体のあらゆる部分が肉体的な限界を迎えます。
他人事で構えているあなたの未来は、
果たして本当に大丈夫でしょうか?
これはトレードにも通じる部分があって、
楽観性と悲観性の話はこれまでに何度も書いてきましたが、
負組トレーダーは常に楽観的で、
想定外ばかりのことが起こって狼狽えていますが、
勝組トレーダーは常に悲観的で、
常に最悪の事態を想定しているので、全てが想定内。
何が起ころうと冷静に、ルールどおりに対処しています。
未来に対する想定範囲の違いが、
数年後の明暗を隔てていることは間違いありません。
「50歳を過ぎたら役員を降ろされるなんて知らなかった!」
じゃ済まないというお話です・・・・・。
しかし信じられないのですが、
こういう方がゴマンといらっしゃるようです。
企業内の闇制度というべきか・・・・
社会の闇です。
どれだけ他人事としか思えないことであっても、
何事も、明日は我が身。
ことトレードに関していえば、
明日といわず1時間後、1分後は我が身。
そのレベルの緊張感がないトレーダーは死んで当然。
それほどに厳しい相場の世界ではありますが、
単にリターンが大きいというだけでなく、
かつ肉体労働とは無縁で、
たとえ身体が壊れたとしても収入が途絶えないという意味で、
トレードを収入減の1つとしておくことは極めて有益です。
何より、精神の安定につながるのではないかと思います。
たとえ本業の会社が倒産したところで、
別の収入減があればそれで生きていけるワケですからね。
昨今はコロナによる仕事減、収入減を発端に、
住宅ローン破綻者が急増しているようですが、
逆に、コロナを機に収入が増えている方も同様にいて、
結局はこれもゼロサム相場と同じで、
世の中の収入バランスが少し歪んだだけの話で、
全体の総量でみればコロナ前後で何も変わりません。
笑う人の陰には、泣いている人がいる。
これは相場に限らず万物共通の原理かと思います。
コロナで仕事を失ったとしても、
そこから頑張って這い上がって再起する人もいれば、
コロナで仕事が増えて儲かって、
調子に乗りすぎて破綻していく人も数知れず。
結局のところ・・・・
勝つ人は何が起きても勝っていきますし、
負ける人は何が起きても負けていきます。
誰にだって好調や不調はあるでしょうけれど、
そんな波は一過性にすぎないので、
コロナで仕事が減って落ち込んだり、
コロナで仕事が増えて喜んだり、
そんな一時的な増減に一喜一憂しているようでは、
どちらにしてもお先真っ暗です。
もっと言うと、
億プレイヤーとして大成されている方は、
実は過去に自己破産している方がかなり多いです。
自己破産して、
一旦文字どおり「ゼロ」の状態になって、
そこから這い上がって億を動かしている方は大勢います。
逆に、そういう方のほうが圧倒的に強かったりします。
それ以上、失うものが何もない状態から再起を果たすことで、
その事実自体が自信になりますし、
別にゼロになったところでまたやり直せばいいだけなので、
ハッキリ言って、無敵です。
失う恐怖を持っていない人間ほど強いものはありません。
負組トレーダーなんてその真逆で、
含み損に絶えず怯えていますからね。
最後に少し余談ですが、
大好評いただいているシステムUAの、
コロナ渦の損益推移はこんな感じです。
コロナが発生したのが2019年12月初旬ですので、
2019年12月1日以降のトレード履歴になります。
この成績は資金30万で単利運用した場合の損益ですので、
これを複利で回すととんでもないことになります・・・・。
もちろん、バックテストではなくフォワード成績です。
2008年1月1日以降まで遡るとこんな感じです。
コロナの影響を微塵も受けることなく、
安定推移し続けていることが一目瞭然です。
今週も爆益すぎたので、
ユーザーの皆さんは利益感覚が麻痺しているはずです・・・・。
今年に入ってからの推移はこんな感じです。
ナンピン・マーチン一切なし。
完全単発トレードでこの成績ですから鬼です。
社会の影響を受けない普遍性を持つシステムであって初めて、
トレード益を収入減の1つとして捉えることができるものだと、
僕は専業投資家としてそう考えています。
普遍性とはつまり、
システムパフォーマンスが、
世の中の情勢と完全に遮断されている状態を指します。
両者は完全に切り離されていますので、
僕は時事ニュースなんて全く興味ありませんし、
景気動向だとか社会情勢なんてどうでもいいと思っています。
時事で何か起きるたびに経済評論家があれこれ述べてますけれど、
別に経済オタクになったところで、お金持ちにはなれませんので。
経済知識と、お金の知識は全くの別物です。
明日も5年後も、変わらずに太陽は昇っていると思いませんか?
明日も10年後も、この地球は回っていると思いませんか?
100年後には、自分は死んでいると思いませんか?
時代を問わず、変わらないもの。
それこそが普遍性ではないでしょうか。
太陽が昇って沈むサイクルは変わりません。
地球の回るサイクルも変わりません。
人が生まれて死んでいくサイクルも変わりません。
すべてが自然の営みです。
「社会」なんていう言葉は本当に薄っぺらい表だけのもので、
人間という1生態系の頭脳が生み出した秩序構造に過ぎません。
相場は社会情勢そのものですが、
いちいち社会の動きに左右されるような一過性のシステムは、
とてもシステムとは呼べません。
実際はそんなゴミシステムばかりが世に溢れていますが・・・
社会とは完全に切り離されて、
社会の影響を一切受けることなく期待値を発現し続けるもの。
下がっていく相場の中でも、利益を積み重ねてくれるもの。
そうした普遍的システムこそが真の聖杯といえます。
これからは国民全員が、1人で生き抜いていく時代。
そのためには何よりも先ず、
しっかりとファイナンシャルリテラシーを身に付けて、
そしてトレーダーであれば相場を味方に付けて、
共に明るい未来を切り拓いていきましょう!!!
今日も最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございます!!
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