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前回、
勝負は5度あるという話を書かせていただきました。
5つの勝負全てを突破できるトレーダーは超少数派です。
第1に、マーケットの選定で負けます。
第2に、ブローカーの選定で負けます。
第3に、相場の確率的優位性を見つけられずに負けます。
第4に、ブローカーから強制排除されることで負けます。
第5に、1~4まで全てクリアできた成果を国から搾取されることで負けます。
今日は、
第2の勝負であるブローカーの選定について、
少しだけ触れておきたいと思います。
僕はこれまで、
殆ど全てのデリバティブをトレードしてきましたが、
そのトレード対象は別に相場に限らず、
バカラ、ルーレット、競馬、ブックメーカーなど、
そこに収益機会さえあれば何でもやってきました。
自分の理想とするライフスタイルとも照らし合わせて、
総合的に判断した結果として、
今はたまたま相場の世界に落ち着いていますが、
別にトレード対象は何でもいいんですね。
そもそもチャートなんて見ていませんし・・・・
見ているのは期待値のみです。
ルーレットをやるのと、FXをやるのは、
体感として何も変わりません。
トレードとギャンブルの境界線を明確に定義できますか?
そんなもの、ありません。
どちらも同じです。
○○はトレードだが、●●はギャンブルだ。
なんて言っているプレイヤーはただの負組ですね。
期待値で勝負するって、そういうことです。
むしろ、
中途半端な知識で武装してプロに挑もうとしているトレーダーのほうが、
よほどギャンブラーではないでしょうか。
僕は今、
たまたまトレーダーをやっていますが、
もし仮に、
今以上に自分の理想とするライフスタイルにハマり、
かつ、期待値の確証が持てるマーケットがあれば、
今のトレードなんてきっぱり捨てて、喜んでそちらへ引っ越します。
なぜなら、
相場をやっているのはお金を稼ぐことが目的であって、
別にトレーダーになることが目的ではないからです。
そして、
期待値を追う大前提として、そのマーケットの還元率を最重要視します。
いいえ・・・・
正確に言えば、
マーケットの還元率を見た上で更に、
ブローカーの還元率を見ます。
何故なら僕たちは、
マーケットの中でプレイしている訳ではなくて、
ブローカーの下でプレイしているからです。
マーケットの選定以上に、
ブローカーの選定のほうが遥かに重要になってくるんですね。
たとえマーケットの選定で成功したとしても、
ブローカーの選定で失敗すれば、
そのマーケットにいる意味が無くなってしまいます。
負組トレーダーの多くは、
ロジックが全てだと信じているかもしれません。
しかし現実は、ブローカーが全てです。
そのロジックが通用するか否かは、全てブローカーに委ねられています。
ロジックが有するエッジと、
ブローカーのハウスエッジを天秤にかけるんですね。
両者の和がプラスになれば、ゴーサインです。
ロジックのエッジなんて、たかが知れています。
わずか1%の違いで天国と地獄が分かれる世界です。
一方でハウスエッジは、ブローカーによってピンキリです。
わずか1%のエッジを武器に、
数十%のハウスエッジに立ち向かうなんてバカバカしいですよね。
つまり、
何百回とトレードを重ねた末の収益がプラスになるかどうかは、
ロジックの問題ではありません。
ほぼほぼ完全に、ブローカーの問題です。
できる限り、還元率の高い場所でプレイする。
ただそれだけの話なんですが、
ブローカー選定時点で負けが確定しているトレーダーが大多数を締めています。
ブローカーが提示しているコストなんて、氷山の一角に過ぎません。
これはもう、完全に目に見えない世界での勝負になってきます。
なぜならブローカーは、目に見えない形で裏コストを取りにくるからです。
そしてその手口は無限にあります。
プレイヤーはコストの存在に気付けません。
結果として・・・
勝っても勝っても、何故か残高が殖えない。
減るのは速いのに、殖えるのは遅い。
という状況に陥ってしまうんですね。
キャピタルゲインは全てブローカーが持っていくので、
プレイヤーはリスクだけを背負わされている状態です。
ちなみにFXに関していえば、
国内ブローカーは先ず絶対に勝たせてくれないので、
僕は海外一択です。
もちろん、
こうしてFXに落ち着いた今も、
相場に限らず全ての収益機会に対して、
常にアンテナを張り巡らせています。
そうすると、定期的に必勝法に辿り着ける訳ですが、
いわゆる裏技的な必勝法は一瞬で通用しなくなります。
通用しなくなるのではなくて、出禁にされます。
オプションでも、カジノでも、
1日に数百回とベットして1日で2倍、3倍にするのは普通です。
1ヶ月で数十倍に膨らませるなんて当たり前で、
酷い時は1週間で100倍になることもザラですが、
翌週にはブローカーから追い出されます。
ただ、それができるブローカーはことごとく絶滅しました。
順を追っていくと、こういうことです。
まず、個人が出禁扱いされます。
次に、日本居住者が追い出されます。
口座開設もできなくなります。
言い換えると、国の出禁ですね。
門外不出級の必勝法は、実際には、それなりに出回ります。
もちろん、勝組の間でのみシェアされます。
ネットで調べてヒットするような場所には絶対に公開しません。
教えたくない必勝法でも、教えたくなるのが人間なんですね。
本当に信頼できる仲間内だけで、そういった聖杯をシェアしています。
勝組は勝組だけで集まっているということです。
しかし、
そういった裏技は一瞬にして上限ベットに到達するので、
たとえ数少ないプレイヤーでシェアしたとしても、
国そのものがブローカーから嫌われてしまいます。
当然、
国の出禁を喰らったぐらいで美味しい果実は見捨てられないので、
あの手この手を駆使してトレードを続けるわけですが、
最終的に、ブローカーそのものが破綻します。
結局、
国レベルで広まった戦略が世界レベルで広まってしまった時点で、
ブローカーの資金体力ではそれに耐え切れなくなるんですね。
ハウスエッジを引き上げれば、客も離れていきます。
結果的に、減益が加速します。
美味し過ぎるブローカーが瞬く間に破綻してしまう場面に、
僕はこれまで幾度となく遭遇してきました。
まず、個人の出禁。
次に、国の出禁。
最後に、ブローカーの破綻。
この流れによって、いずれにしても聖杯は一瞬で消滅します。
結局は、ほどほどに、
遣り過ぎない程度にしか稼げないということです。
ちなみにFXに関していえば、
海外ブローカーは基本的にゼロカットシステムが徹底されています。
金融ショックによって、
万が一、口座残高がマイナスになったとしても、
マイナス分を業者側が肩代わりしてくれるんですね。
マイナスをチャラにしてもらえるサービスです。
実際、
ゼロカットを採用していないブローカーを使うことによって、
金融ショック直後に自殺するトレーダーは後を絶ちません。
しかし一方で、
ショック直後に破綻するブローカーも数多くあります。
顧客の損失をカバーし切れずに破綻するケースです。
そこまでしてでも顧客を守りにいく、優良ブローカーですね。
しかし悲しいことに、
優良なブローカーほど、淘汰されていく構造になっています。
逆に言えば、悪質なブローカーほど、淘汰されずに生き残ります。
単純に、
数々の金融ショックを乗り越えて、未だに存続しているブローカーは、
ほぼほぼ確実に悪質ということです。
玉石混交ではなくて、ほぼほぼ石です。
いや、下手すると石しかありません。
その中で果たして、
正しくブローカーを見極めることができるでしょうか?
これが、第2の勝負です。
視える化という言葉が流行っている世の中で、
ブローカーはコストを視えない化することに全力を注ぎ、
そのための設備投資に莫大な資金を投じています。
気付けないレベルのスリップなど、その典型です。
僕らプレイヤーのリターンが標準偏差を上回り、
異常値を示そうものなら・・・・
彼らは瞬く間に、僕らを潰しにかかってきます。
ブローカーの選定を、間違わない。
この第2の勝負で勝つこともまた、
勝組トレーダーになる上で欠かせない必須条件です。
今日も最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございます!!
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