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FXの教科書は色々と出回っていますが、
どれも正しいことを書き並べているようで、
実際には害になることしか書かれていません。
本物の教科書を見たことがないです。
お決まりのセリフは大概こんな感じです。
まずはデモ口座で練習しましょう。
まずは少額から始めてみましょう。
必ず余力資金でやりましょう。
損切は2%以内に抑えましょう。
こんな教えを守って、
実際に勝てている人がいるのかどうか、
非常に疑問です。
デモ口座でやったところで、
時間の無駄でしかありませんし、
少額でやったところで、
やはり時間の無駄でしかありませんし、
余力資金からは何も学べませんし、
98%もの資金を拘束しておくことは、
お金の無駄遣いでしかありません。
いわゆるお真面目君の教科書的な教えを守ったところで、
まず間違いなく億トレーダーにはなれません。
むしろ全て正反対のことをやって丁度いいぐらいですね。
少なくとも僕自身は、そうやってきて今があります。
相場という世界に入って、
大多数のトレーダーが犯してしまう、
最も致命的な誤認はおそらく・・・・
チャートを相手にしているという錯覚ではないでしょうか。
しかし実際のところ、
相手にしているのは他でもなく、自分自身の心です。
利益を早く確定させたくて、
思っていたところまで伸ばせずにチキン利食いをしてしまったり、
膨らみ続ける損失に恐怖して、予定よりも早く手仕舞ったり。
或いは損失を確定できずに塩漬けにしてみたり。
結局それらは全て、
チャートではなく自分自身の感情に振り回されています。
チャートを相手にしているようで、
実際には自分自身との勝負でしかないんですね。
それで、
デモ口座で勝ちまくって喜んで、
自信に充ち溢れているトレーダーをよく見かけますが、
彼らがいざリアルマネーを動かしてみると、
全くそれまでどおりにはいきません。
デモとリアルとで、自分自身の心が変化するからです。
つまり、全く違うモノを相手にすることになります。
デモで勝てたところで、何の意味もないんですね。
なぜリアルになった途端、通用しなくなるのか?
それはもともと、チャートを相手にしていないからです。
同様に、
有り得ない利回りで少額資金を短期間で何倍にもして、
喜んで浮かれているトレーダーもよく見かけます。
当然ですが、その利回りは維持できません。
余裕資金でやることも同じです。
結局のところ・・・
少額資金でやったり、余裕資金でやったりするのは、
デモでやっているのと全く同じなんですね。
デモマネー、少額マネー、余裕マネー。
この3つに共通しているのは、
失っても痛くないという、まさにその心です。
痛くないのだから、大胆に振舞うことができます。
仮に失敗したとしても、
痛くないのだから、そこから得るものは何もありません。
恐怖も、悔しさも、後悔も、何も感じないのだから、
次のトレードに繋がるものなんて皆無です。
イコール、その道の先に “億” はないということです。
多くの人が何も気にせずポンと出せるお金は、
普段の昼メシ代程度の金額です。
たとえば毎日ワンコインで昼を済ませているサラリーマンは、
500円程度なら全く躊躇せずルーレットにベットできるかもしれません。
それと全く同じ気軽さで、500万ベットできるでしょうか?
きっと、全く違う行動を取るはずです。
しかし向き合っている事象、目の前の現実は何一つ変わりません。
依然としてルーレットは同じように回っています。
たかが4ケタ増えた程度で行動が変化するなんて、
おかしな話ですよね。
お金なんて、ただの数字でしかありません。
そのことが身体で理解できない限り、
トレード1本で食べていくことは先ず不可能です。
トレードで成功して、
脱サラしたいと願っている兼業トレーダーも数多くいますが、
いま現在そのトレードが上手くいっているのは、
本業収入があった上での心によるものではないでしょうか?
という話になってきます。
ビジネスオーナーは別として、
雇われているサラリーマンは成功しても失敗しても、
どちらにしてもそれなりの給料が定期的に入ってきます。
そういったセーフティーネットの上でトレードに成功したところで、
いざ専業トレーダーになるにあたって、
それらの輝かしいトレード実績には何の意味もないということです。
命綱を付けて岩山を登るなんて、ただのママゴトです。
命綱を外した途端、
普段とは違う手汗や震えによって、
足を踏み外すのではないでしょうか?
ルーレットもFXも、何一つ変わりません。
やっていることは同じです。
必ずどこかの水準であなたは、
自分自身の金銭感覚をトレードの判断基準へ持ち込もうとします。
時給と比べてみたり、月給と比べてみたり、
或いは昼メシ代と比べてみたり・・・・
あと10pipsで月給と並ぶから、もう少しホールドしよう。
とか、全く相場と関連のない判断基準を持ち込むんですね。
もちろんそのラインは世界の誰一人として気にしていません。
自分の判断基準がブレていることに気付いたトレーダーは、
そこで自動売買に走ったりします。
余計な感情を持ち込むことなく、
自分が働いている間も相場で頑張ってくれるのだから、
これ以上頼もしいパートナーはいません。
ところが、
そういう流れでEAトレーダーへ転身したところで、
やはり何の意味もないんですね。
ポジションが気になって気になって、
無駄に何度もスマホMT4をチェックしてみたり。
途中で手動利食いをしてみたり。
途中で稼働停止してみたり。
結局それは、
裁量トレードをやっているのと何ら変わりません。
何のためにEA化したのかという話になります。
どれだけ優秀なEAを走らせたところで、
そもそも裁量で勝てないトレーダーがそれを扱えば、
往々にして腐らせてしまう可能性が非常に高いということです。
だいぶ話が逸れてしまいましたが、
いわゆる大衆が信じている教科書は、
全く有害でしかありません。
勝組に入るということは、超少数派を生きるということです。
大衆と同じ知識を詰め込んだところで、
メモリーの無駄遣いでしかありません。
そして、相手にしているのはチャートではありません。
自分の中に芽生える恐怖、欲望、緊張です。
それらが渦巻く中で、ポジションを建てなければならないんですね。
50万円を100万円にしたところで、何の意味もありません。
そんなのは誰にでも出来ます。
そこに、緊張が伴わないからです。
少額を何倍にも膨らませたところで、
そのトレーダーの未来は全く明るくありません。
まだ1度も本当の敵と対峙していないからです。
MT4の上で動いている口座残高は何なのか?
お金とは、何なのか?
それは、ただの数字です。
そのことが完璧に腑に落ちたときに初めて、
トレードと実生活とを完全に切り離し、
トレーダーとして、
トレーダーらしい立ち振る舞いが出来るのかもしれません。
今こうして記事を書いている間にも、
その数字は着実に殖え続けています。
お金を生むために、
お金自らに働いてもらうという感覚が備わった瞬間、
トレーダーから投資家への道が拓けます。
裁量トレーダーから、EAトレーダーへ。
そして、トレーダーから、投資家へ。
このブログを通じて、
その過程を共にできれば、僕は最高にしあわせです。
今日も最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございます!!
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