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テクニカル分析なり、ファンダメンタル分析なり、
トレーダーなら誰しも、当たり前に相場分析を行っていると思います。
未来の相場を予測するための、分析ですよね。
これからチャートが上がるのか、下がるのか。
要するに、次に何が起こるのかを血眼になって予測するわけです。
そこで、負組トレーダーは勝率に拘ります。
下手すると、勝率が全てとすら思っているかもしれません。
負けているトレーダーほど、
プロフィットファクターだとか、シャープレシオだとか、
勝率に関わってくる数値に徹底的に拘っている傾向にあります。
僕自身も、昔はそうでした。
数値が全てだと思っていたんです。
しかし不思議と、
フォワード結果はバックデータとかけ離れたパフォーマンスになります。
結局、バックテストなんて意味ないんです。
僕たちが闘おうとしている戦場は、未来にあるわけで・・・
もっといえば、未来にすら意味なんて無いです。
次に何が起こるかなんて、どうでもいいんです。
大切なことは・・・・
次に何が起こるかを正確に予測することではなく、
起こった現実に対して、どう対処するかではないでしょうか。
どれだけ高勝率で未来を予測できたところで、
ハズレるときは普通にハズレますし。
勝ちトレードの結果はどうでもよくて、
問題は、
負けトレードに遭遇した局面での対応です。
たとえば、
あなたの月給が50万円だとして、
給料と同じ50万円前後の含み損を抱えたとします。
このとき、普通に潔く冷静にロスカットして次に備えられる人もいれば、
評価損失を確定したくないあまり、
塩漬けして更に損失を拡大していく人もいます。
結局、ここが分岐点ではないでしょうか。
よく、数値に拘る人は損益分岐点とか気にしますよね。
しかし、勝組と負組を隔てている本当の分岐点は、
そこではありません。
究極的には、マーケットを予測しようとする行為自体が無意味です。
次に何が起こるかよりも、目の前で起こっている現実にどう対処するか。
こちらのほうが遥かに重要ではないでしょうか。
僕の場合、
勝率云々の数値に拘ることをやめた瞬間から、
信じられない速さでパフォーマンスが伸びていきました。
相場はリアルな戦場です。
判断が1秒遅れれば、その一瞬の躊躇によって命を喪う世界です。
やはり僕にとっては、どう対処するかが全てです。
実際、そうですよね。
戦場って、
全く予測していなかった場所から普通に敵が現れるわけで・・・
生きるか死ぬかは、そのときの対処で決まります。
マーケットの値動きを予測するのって、本当にバカバカしいです。
負組トレーダーたちは、エネルギーを注ぐポイントを間違えているんですね。
勝率を上げる努力をするより、
対処スキルを鍛えることにエネルギーを注いだほうが、
勝ち続けるトレーダーになれる確率は飛躍的に向上するのではないでしょうか。
そもそも、どれだけ勝率を引き上げたところで、
その勝率がいつまで維持できるかなんて、誰にも分からないわけですし・・・・
少なくとも僕の場合は、
チャートの方向を気にするよりも、
自分自身が努力しようとしいる方向を気にするようになった瞬間から、
トレードパフォーマンスの改善速度が劇的に飛躍しました。
そして結果的には、
それが十分な利益という形となって、目に視える数値として現れただけです。
数値は最初から気にするものではなくて、後からついてくるものです。
トレーダーでありながら、
数値を気にしないって、なかなか勇気が要ることかもしれません。
しかし、
それで勝ち続けているトレーダーも実際に数多く存在しているということだけ、
頭の片隅に置いていただけたら幸いです。
今日も最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございます!!
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