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マーケットで勝ち続けていく上で、
いちばんやってはいけないことがあるんですが、
それって実は、
いちばん皆がやってることでもあります。
やっちゃいけないことっていうのは、
「これやれば必ず負ける」という必敗法ですが、
トレーダーの殆どが、ごくごく当たり前に必敗法を使ってます。
やっちゃいけないことを、皆やってる・・・・・。
これを言い換えると、みんな負けて当然ってことになります。
最低でも9割以上のトレーダーが無意識に、
これをやってるんじゃないかなと・・・・。
必敗法の恐ろしいところは、無意識に使ってしまうところです。
本人も気付かぬ内に、こっそり忍び寄ってくるんですね。
その必敗法というのはズバリ、
「自分の都合を相手に押し付ける」という行為です。
これをやると、必ず負けます。
トレードする場合、相手はマーケットですよね?
マーケットに対して自分の都合を押し付ければ、
その口座は確実に飛ばされます。
トレードでいう「自分の都合」というのは、
あなたが無意識に抱いている諸々の感覚です。
それらの感覚は全て、
あなた自身の勝手な都合から生成されています。
いちばん解りやすいのが、懐具合でしょうか?
あなたの財布の温かいか、冷たいか。
その温度差によって、トレードに変化が生じていませんか?
お金がない人は慎重になりすぎたり、
ポッと臨時収入の入った人は、トレードが大胆になり過ぎたり。
或いは何かポジションを持っていたとして、
「プラス1万円になったら利確しよう!!!」みたいな・・・。
その、キリのいい1万円という利確ラインは、
あなたにとってキリがいいというだけで、
マーケットにとっては、何のラインでもありません。
世界でそのラインを気にしているのはあなただけです。
損切ラインも同じですね。
それで、大衆の行動パターンはいつも同じなので、
損切ラインはいつも同じところに集中します。
大衆のオーバートレードによって、
強制ロスカットが集中するラインはいつも決まっています。
繰り返しになりますが、
あなたの懐事情であったり、あなたの思惑というのは、
マーケットは1ミリも気にしていないということです。
たとえば雪山が人間1人を飲み込んでも、
雪山は何も気にしていないでしょうし・・・・
大型船が沈没して大勢の命を飲み込んでも、
やはり海は何ひとつ気にしていないでしょうし・・・・
マーケットも同じように、人の命を何とも思っていません。
あなたの都合をマーケットに押し付けた時点で、負組入りが確定します。
1人の人間が富士山にケンカ売ってるようなもんですwwww
マーケットもまさしく大自然そのものです。
トレードをするということは、
マーケットという大自然を相手に挑むということです。
海を相手にしているプロサーファーには、
波を制した瞬間の悦びがある一方で、
いつ波に殺されてもおかしくないですし、
常にその覚悟の上で波と向き合っているはずです。
プロトレーダーもこれと何ひとつ変わりません。
マーケットは莫大な利益をもたらしてくれる一方で、
いつでも人間を死へ追いやります。
そしてそのことを、相場は何も気にしていませんし、
だからこそ人を惹き付けて止まないのかもしれません。
「自分の都合を相手に押し付ける」ことが必敗法だとすれば、
必勝法は自明ですよね?
「自分の都合を相手に押し付けない」ってことになります。
自分の都合をマーケットに押し付けてトレードするのではなく、
マーケットの都合を考えて自分のトレードを変えていくってことですね。
マーケットの都合というのは、大衆の動きです。
要は大衆を観察して、大衆に波乗りすればいいってだけの話です。
トレードの勝組と負組は、
どちらの都合でトレードを考えるかによって決まりますが、
これって人間でも同じですよね?
人間が未熟な人は、
いつも相手を変えようとして、
自分が変わろうとしていません。
責任を相手に押し付けて、自分が変わる努力を怠ってるんですよね。
本当は、自分が変わったほうが遥かに早いし楽だというのに・・・・。
一方で人間ができている人は、
まず自分から変わっていく姿勢が染み込んでいるので、
そういう人はどんどん成長していきますよね。
世の中「ギブ・アンド・テイク」って言いますけれど、
テイクするからには、まずギブしなきゃいけません。
与えたものと同じだけのものが与えられるってことですね。
自分の都合でトレードしている人は、
マーケットから利益を得ることしか考えていないので、
負けて当然です・・・。
ギブのない、テイク人間ですね。
一方で長年勝ち続けているトレーダーをみていると、
人間的にも成熟した人が多いです。
少なくとも僕の周りでは、
かなりストイックに規則正しい日々を送っている人間だけが、
億トレーダーの仲間入りを果たしています。
そんな生温い世界じゃないってことです。
トレードを抜きにしても、そもそも、
それだけストイックな日々を過ごせる人間がどれだけいるのかって話です。
当然ですが、そんな彼らはトレードでもプライベートでも、
自分の都合を相手に押し付けるようなことはしません。
「まず自分から変わっていこう」という姿勢を一貫しています。
逆に負組トレーダーをみていると、
ほんと自分のことしか考えていない人が多いですね。
たとえば、
「ありがとう」と言ってもらえないことに腹を立てている人に限って、
「ありがとう」を人に言う習慣がなかったり。
やってもらいたいことがあれば、
まず自分からやってあげればいい。
あまりにも単純明快すぎるルールですが、
これが出来ない人が多いっていうのは悲しい現実です・・・・・
トレードのルールもいたって単純明快なんですが、
多くのトレーダーが何故これを守れないのか、
本当に不思議です・・・・・
自分の都合をマーケットに押し付けていないか、
じっくり観察してみてください。
ドル円の含み益が3万円になるまでホールドしておこう!!!
というのは、あなたの都合です。
ドル円は、その3万円になるラインとやらを知りません。
月に30万円の利益がほしい!!
というのも、あなたの都合です。
マーケットに対して、先に要求を行うと、
その要求によって、トレードの全てが自動的に決められます。
たとえば資金100万円しかないトレーダーが、
月30万の利益を望めば、必然と月利30%を狙わざるを得ません。
仮に必勝法を持ち合わせていたとしても、
取引頻度が少ないため、
無理に取引回数を増やして月利30%を狙いにいけば、
結果、本来不要であるはずの損切を増やして負けるのがオチです。
或いは必勝法に則って取引回数は死守し、
完璧に必勝法に合致するエントリーポイントだけに絞ったとしても、
それでもやはり月30%ほしいという欲望に駆られ、
取引回数は守りながらも、取引ロットを増やすかもしれません。
結果、思惑と逆行した際の含み損に恐れおののき、連敗しようものなら最期。
目減りした残高に委縮して、従来のトレードができなくなるのがオチです。
自分の都合で欲しい月益をマーケットに望めば、負けが約束されます。
月利は、最初に決めるものではありません。
まずトレードロジックがあって、そこから自動的に導かれるものです。
ロジックによって、取引回数が決まります。
最大連敗数によって、最大ドローダウンが決まります。
自分の精神力、資金力が耐えられる限界値は人それぞれです。
その範囲内に最大ドローダウンを収めようと思えば、
自動的に取引ロットも決まります。
取引ロットが決まれば、必然と見込まれる月利が決まります。
つまり月利は、最後に決まります。
間違っても、最初に決めるものではありません。
ところが大多数のトレーダー(特に少額トレーダー)は、
最初に月益から決めようとしているようです。
月々いくらほしい!!!!
だからオレはこうトレードする!!!
みたいな・・・・・。
そんな姿勢で臨めば、必ずやられます。
しつこくて申し訳ないですけれど、
月利は最後の最後に決まるものです。
月利を決める権限などトレーダにはありません。
全て、まず最初にロジックありきです。
ロジックが決まれば、あとは全て自動的に決まります。
月利を最初に決めようとするトレーダーは、
自分のロジックを捻じ曲げているということです。
捻じ曲げたロジックで、勝ち続けられるはずもありません。
仮にあなたが必勝法を持っていたとして、
あなたが耐えられるドローダウンの限界値がマイナス20%とした場合、
想定月利が2%になったとします。
そこでもし、「2%じゃ物足りない!!!」と感じたとすれば、
もともとトレードをやる資格がないということになります。
物足りないと感じるのは単純に、資金が少ないからです。
潤沢に資金があるプレイヤーにとって、2%は神レベルのご褒美です。
物足りないと感じたトレーダーはもともと、
トレードをやる資格がないワケですが、
それでも彼らは、トレードを辞めようとはしません。
トレードルールを捻じ曲げてでも参戦します。
彼の都合で、彼の求めている月利が5%だとします。
この場合、ロットを2.5倍にすれば目標達成できます。
しかし、最大ドローダウンも2.5倍になります。
マイナス50%になっても耐えると覚悟を決めたところで、
実際の精神は耐えられないものです。
あるいは心のどこかで、
過去最大レベルのドローダウンはさすがに今後訪れないだろう。
とでも思っているのでしょうか・・・。
完全に、自分の都合を押し付けてますよね。
マーケットは、あなたの都合を聞いていません。
マーケットの都合を聞いて物足りなさを感じたのなら、
トレードをやる資格はありません。
「ここで反転してくれ!!!」と願っている人は、
マーケットを変えようとしていますが、
その声は、あまりにも無力です。
まず自分が変わったほうが、早い上に確実です。
これで、どんな相場がきても恐くなくなります。
相場にビビっているプレイヤーは、
自分の都合を相場に押し付けているケースが殆どです。
今日も最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございます!!
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